社長挨拶

ここ数年間、テクノロジーの加速度的な進歩は、コンピュータを急速にレベルアップしているような印象を私たちに与えてくれます。

事実、CPUのスピードの向上は言うに及ばず、各周辺装置のレベルアップなど、コンピュータがこの世に登場してから目覚ましい進歩を遂げつつあるという事は、疑う余地もありません。

しかしながら、ハードウェアに伴うソフトウェアの進歩、一般の方々のコンピュータに対する理解というものが果たしてその歩調に追従しているかといえば、否、と答えざるを得ないのが現在の私の心境です。

コンピュータがあたかも一人歩きする事が出来るかの如くとられられている現況にあって、人がまことに道具としてのコンピュータを理解し、使う事により始めてそこに無限の可能性が広がってくるのではないでしょうか。

私どもは、人が、企業が自分の手足のように使う事の出来るシステム造り、広い意味でコンピュータを媒介として人の存在を見つめ直す事の出来るシステム造り、をあえて、コンピュータ・コミュニケーションと呼び、その担い手として少しでも多くの方々のお役に立つ事が出来ればと願っております。

なにとぞ一層のご指導とご支援をいただきますようお願い申し上げます。


取締役社長 肥田玄三